オペラニュース

オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』公演直前(稽古風景)

日生劇場開場55周年記念公演
NISSAY OPERA 2018 モーツァルトシリーズ
オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』
交換可能な私たちの恋。

 

いよいよ公演が迫ってきましたNISSAY OPERA 2018 オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』。稽古場では、通し稽古が行われました。日生劇場開場55 周年を記念したモーツァルト・シリーズ3 作品目である今作は、これまで2012 年『フィガロの結婚』、2015 年『ドン・ジョヴァンニ』を手がけたマエストロ・広上淳一と演出家・菅尾友のコンビによる、日生劇場「ダ・ポンテ三部作」完結作でもあります。
「エンターテインメントにしたい、面白いものにしたい」と語る演出の菅尾友さん。今回は、どのようなオペラが紡ぎ出されるのか。
過去2 作品についてもふれながら、11 月11 日(日)公演 髙橋組の通し稽古の風景をご紹介していきます。

(稽古風景は、Facebook「日生劇場オペラページ」でもご紹介しています。)

コジ・ファン・トゥッテ

 

 

■ NISSAY OPERA 2018 オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』~交換可能な私たちの恋。~(詳しくはこちら)
公演日程:2018 年11 月10 日(土)、11 月11 日(日)

オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』あらすじ:
「恋人は裏切らない」と信じて疑わないふたりの若者と、「きみたちは何も分かっていない」と笑う人生のベテラン。自分の正しさを証明すべく彼らが選んだ方法は、若いふたりがお互いの恋人を取り替えるという、とんでもないものでした…。ベートーヴェンが驚きワーグナーが呆れた、モーツァルトひっ生の「問題作」。私たちは、どう見るか?

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PC やスマートフォンを持ち、白衣を着た歌い手たちが登場。
今回の演出テーマは「AI(人工知能)」。
人間とロボットの恋愛をめぐる物語として描き出します。

コジ・ファン・トゥッテ


指揮の広上淳一さんが、モーツァルトが人間の性(さが)を表現した作品と語る『コジ・ファン・トゥッテ』。
古典オペラを現代に上演する意味にこだわる菅尾友さんは、この作品を通して「“人間とは何か” という問いを投げかけたい」と語ります。

コジ・ファン・トゥッテ コジ・ファン・トゥッテ

 

今回の舞台は、とある大学の工学研究室。
副題の「恋人たちの学校」にも通じるこの舞台設定の中、若い恋人たちと大人たちのドラマが紡がれます。

コジ・ファン・トゥッテ

コジ・ファン・トゥッテ コジ・ファン・トゥッテ

コジf2 コジ・ファン・トゥッテ

美術は、2012 年『フィガロの結婚』と2015 年『ドン・ジョヴァンニ』にも参加していた杉山至さん。


2012 年『フィガロの結婚』では、小部屋が連なった3 階建ての屋敷を舞台に物語が展開。最後には壁が取り払われ、混沌とした“庭”が出現しました。(仕込み風景動画:2012 年『フィガロの結婚』)

フィガロ1 フィガロ2

撮影 三枝 近志


2015 年『ドン・ジョヴァンニ』では、5 つの階段が複雑に動き続けるセットの中を歌い手たちが立ち回り、エネルギーの塊としての主人公ドン・ジョヴァンニ像が描かれました。
(フォトアーカイブ:2015 年『ドン・ジョヴァンニ』はこちら)

ドンジョバ

撮影 三枝 近志


今回はどのようなセットで物語が描かれるのか。ご期待ください。


そして、舞台を彩る歌い手たちは、オーディションで選ばれた実力派揃い。
オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』は、美しい重唱(アンサンブル)も特徴の一つ。稽古場では、広上マエストロの鍵盤ハーモニカの音色とともに、深く重なり合った旋律が響き渡っています。重唱1

重唱2

広上ハーモニカ


菅尾友さんの熱いディレクションのもと、歌い手たちのエネルギッシュな演技と歌唱で物語が紡ぎ出されていくNISSAY OPERA 2018 オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』。


11 月10 日(土)は予定枚数を終了いたしました。11 月11 日(日)は若干残席がございます。鑑賞をご検討されている方は、お早目にお買い求めください。
当日券の有無につきましては、公演当日の午前10 時に発表いたしますので、日生劇場03-3503-3111(10:00~18:00)までお問合せください。


<関連企画>
今公演、舞台芸術、オペラについて、より理解を深めていただける関連企画です。ご参加をお待ちしております。


◆第25 回 日生劇場舞台フォーラム2018
オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』 “転換可能な私たちの舞台”(詳しくは、こちら)
11 月10 日(土) 18:30 開会(18:00 受付開始)
無料(事前申込不要) ※公演チケットをご購入でない方もご入場いただけます。
パネリスト:演出:菅尾 友 美術:杉山 至 照明:吉本 有輝子 衣裳:武田 久美子 映像:山田 晋平 進行:粟國 淳(日生劇場芸術参与)
※終了後に舞台に上っていただく舞台見学もございます。


◆五島記念文化賞オペラ新人賞受賞記念アフタートーク―菅尾 友が語る演出家の仕事―
11 月11 日(日) 終演後 ※11 日(日)公演のチケットをお持ちの方のみご参加いただけます。
ゲスト: 佐藤 美晴(演出家) 長島 確(ドラマトゥルク)
※各公演の開演前に、菅尾 友(演出)と長島 確(ドラマトゥルク)による開演前ミニ・トークもございます。

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